令和7年度VCマッチングイベント(オンライン)開催について
2024.10.30
この度、みちのくアカデミア発スタートアップ共創プラットフォーム(以下、MASP)(注1)では、「みちのくGAPファンド」におけるマッチングイベント(オンライン)を実施いたします。
本マッチングイベントは研究シーズの事業化のためR7年度みちのくGAPファンド ステップ2の共同申請を予定している研究者の皆様と事業化推進機関としての活動を予定しているベンチャーキャピタル(以下、VC)との交流機会の創出を目的としています。
1. 対象となる研究者
みちのくGAPファンド ステップ2に応募することを検討している研究者又は、将来の起業に向けてVCとの連携を希望する研究者のうち、以下の1)~5)の全ての条件を満たす者
1) MASP参画校(注1)に所属する大学等の研究者(学生は除く)。
2) 事業化等により大学等の研究成果の社会還元を含む大学等の研究シーズを利用したスタートアップ起業の設立を目指していること(既に自身により起業済みの研究シーズは対象外) 。
3) MASPが目指すスタートアップ・エコシステムの形成について、その趣旨を理解の上、貢献する意志を有すること。
4) スタートアップの設立に際し、将来VCと連携する意志を有する者。
5) 研究で創出された研究成果を特許権等の形での権利確保を目指すこと(研究シーズに係る特許出願手続や権利化手続き等を行うこと)。
2. 実施概要
11月18日(月)~11月29日(金)の間において、各VC指定の時間枠でマッチングのための個別のオンラインミーティングをZoomにて実施します。
オンラインミーティングでは、以下の要領で実施いただくことを想定しております。
① 研究者からVCに対しプレゼンを実施いただきます。
参考:令和6年度みちのくGAPファンドにおけるパワーポイントプレゼン資料
※ノウハウ、未公開の発明(公開前の特許出願情報)や共同研究に関する情報(企業名、研究テーマ名)等、機密性の高い情報はプレゼン資料に直接含まないように配慮する(必要に応じて、伏字や匿名処理(●●、A 社等))、口頭での詳細な説明を避ける等、ご留意ください。
② 双方の疑問点、不明点解消のための質疑応答を実施いただきます。
3. 参加VCと申込方法
マッチングイベントを希望する研究者の皆様は、ご自身の研究シーズに関する領域等を考慮して以下に記載の申込ページから時間を予約ください。
各申込サイトにて時間枠の予約完了後、ZoomURLを含む予約確定メールが送信されますのでご確認ください。
なお、申込可能な時間枠は、お一人につき各社1枠とさせていただきます。
申込期限:2024年11月12日(火)12:00まで
【参加VC一覧】
① 三菱UFJキャピタル株式会社
三菱UFJキャピタルは、MUFGのベンチャーキャピタルとして業界をリードするノウハウを提供し、幅広い業種に対する投資を行っています。ライフサイエンスファンド(計500億円)からの出資後はMUFGの総合金融力も活用し経営・事業支援を行います。大学等シーズを基にしたベンチャー立ち上げ経験多数あります。GAPファンドでは創薬分野に特化し、主に製薬出身の投資担当が伴走します。
支援可能領域:ライフサイエンス
補足事項:「創薬」に特化
申込ページ:https://e-ve.event-form.jp/event/90411/jX4g16
② いわぎん事業創造キャピタル株式会社
弊社は「岩手を日本一起業しやすい地域に」することをミッションに掲げ、岩手県の経済の活性化に寄与することが期待される以下の企業について、投資を通じて育成を行い又は事業を支援することにより、企業価値を向上させることを目的としている企業です。
(1)岩手県のベンチャー企業
(2)岩手県出身者等が経営する岩手県外のベンチャー企業
(3)岩手県の経済活性化を促すことが期待できる岩手県外企業
支援可能領域:アグリカルチャー、環境・エネルギー、情報通信・データ、人文・社会科学
申込ページ:https://e-ve.event-form.jp/event/90402/jX4g16
③ DCIパートナーズ株式会社
創薬領域に特化したベンチャーキャピタル。投資地域は日本及び台湾。ベンチャーの設立からIPOまで幅広い支援実績を有し、東証グロース市場IPOの経験も豊富。リードインベスターとして事業計画・資本政策の策定、人材のリクルート、製薬会社へのライセンス活動の支援、主幹事証券選定、バリュエーション交渉等一気通貫した支援が特徴。
支援可能領域:ライフサイエンス
補足事項:特に創薬領域の研究シーズとマッチングできますと幸いです
申込ページ:https://e-ve.event-form.jp/event/90400/jX4g16
④ Beyond Next Ventures株式会社
研究者や起業家と共に、革新的なサイエンス/テクノロジーの社会実装を通じて、地球規模の社会課題の解決を目指す独立系VCです。リード投資家としてシード期のディープテック・スタートアップへの支援を強みに、研究成果の実用化を加速するインキュベーション、経営チームの組成ならびに経営人材の育成、都心シェア型ウェットラボの運営など、VCの枠を超えてディープテック領域のエコシステムの底上げに取り組んでいます。
支援可能領域:ライフサイエンス、アグリカルチャー、環境・エネルギー、ナノテクノロジー・材料、情報通信・データ、人文・社会科学、その他
補足事項:ディープテックの全領域を支援対象としており、「その他」領域として例えばフードテック、医療機器、宇宙等を想定しています。人文・社会科学領域においては、技術に基づいた事業をお考えのシーズについて支援を希望します。
申込ページ:https://e-ve.event-form.jp/event/90432/jX4g16
⑤ ANRI株式会社
「未来を創ろう、圧倒的な未来を」をビジョンに、独立系シードVCとして総額750億円以上を運用中。ディープテック・IT領域へ幅広く投資支援する中で、ライフサイエンス、量子、脱炭素領域など特定分野に限らない研究者との創業経験を有する(Craif、 Jij、Qunasys等)。六本木ヒルズにインキュベーションオフィス「CIRCLE by ANRI」を構え、入居する起業家とともに圧倒的な未来を目指す。
支援可能領域:ライフサイエンス、アグリカルチャー、環境・エネルギー、ナノテクノロジー・材料、情報通信・データ、人文・社会科学
申込ページ(ライフサイエンス、アグリカルチャー以外):https://e-ve.event-form.jp/event/90412/jX4g16
申込ページ:(ライフサイエンス、アグリカルチャー専用):https://e-ve.event-form.jp/event/90413/jX4g16
⑥ AN Venture合同会社
AN Ventures(ANV)は、ライフサイエンス分野で日本発のグローバルに競争力のある企業を創ることを目指し、製薬業界の元専門家や米国のバイオテクノロジー分野に特化したVCでの経験を持つ人材を中心に設立された創薬に特化したベンチャーキャピタルです。ANVは現在、2億ドル規模を目標に第1号ファンドの資金調達を進めています。すでに東京大学の研究成果をベースとした創薬スタートアップの設立と資金調達に成功しています。ANVは東京大学などの日本のトップクラスの研究者と提携し、革新的な科学研究を創薬スタートアップの成功へとつなげる支援を行っています。
支援可能領域:ライフサイエンス
補足事項:
・アカデミア基礎研究をグローバルスタートアップレベルに引き上げるための高質なインキュベーション案件を拡張します
・日本のアカデミア研究機関やスタートアップへ対する、海外の複数のTop Tierの創薬系VCによるメンタリングの実施。ここに日本の創薬エコシステム関係者を巻き込み、経験ノウハウネットワークを共有化することで、エコシステム活性化を図ります
申込ページ:https://e-ve.event-form.jp/event/90414/jX4g16
⑦ ジャフコ グループ株式会社
技術革新による産業構造の再構築を捉え、次世代の本流を創る大学発スタートアップ設立を目指し、起業家・研究者の「CO-FOUNDER」として関与します。投資先事例に基づく経験と、弊社のビジネスディベロップメントチームの連携による幅広い事業会社や専門家のネットワークをもとに事業開発を推進します。会社設立後は研究開発成果を以て次の資金調達を迎えられるように、創業直後に出資し、新事業の創造を進める方針です。
支援可能領域:ライフサイエンス、アグリカルチャー、環境・エネルギー、ナノテクノロジー・材料、情報通信・データ
申込ページ:https://e-ve.event-form.jp/event/90405/jX4g16
⑧ QBキャピタル合同会社
QBキャピタルは、地方の大学発スタートアップエコシステムにおいて特に不足する機能(スタートアップによる事業化を目指したプロジェクトの支援、シード・アーリー段階での投資とハンズオン支援等)を、各メンバーの実務経験と所有するネットワークから提供する。またプレベンチャー支援、特にJST START等の事業プロモーターや事業推進機関の活動に力を入れており、事業プロモーターユニットとして全国トップレベルの採択実績を誇る。
支援可能領域:ライフサイエンス、アグリカルチャー、環境・エネルギー、ナノテクノロジー・材料、情報通信・データ、人文・社会科学、その他
補足事項:その他:宇宙関連等
申込ページ:https://e-ve.event-form.jp/event/90401/jX4g16
⑨ 株式会社ジェネシア・ベンチャーズ
ジェネシア・ベンチャーズは日本、東南アジアにて投資活動を行っている独立系のベンチャーキャピタルで、デジタル及びテクノロジー領域のスタートアップへ創業間もない段階から投資させていただいています。ディープテック領域においては現在新規投資を行っている3号ファンドにて10社投資させていただいており、環境エネルギー、宇宙、食品、材料、バイオと幅広い領域への投資を行っています。
支援可能領域:ライフサイエンス、アグリカルチャー、環境・エネルギー、ナノテクノロジー・材料、情報通信・データ、人文・社会科学、その他
申込ページ:https://e-ve.event-form.jp/event/90408/jX4g16
⑩ 株式会社みらい創造インベストメンツ
研究開発型スタートアップの創業前から起業後の事業拡大まで、技術の社会実装に伴走し”みらいを創造する”活動を行っています。東京科学大学と連携する独立系のベンチャーキャピタルとして2つのファンドを運営し、投資先3社が上場、4社がM&Aを実現しています。大学発新産業創出プログラムや地域のスタートアップ・エコシステム共創プログラムにて複数の大学の研究者と採択され、新たな産業の創出を推進しています。
支援可能領域:ライフサイエンス、アグリカルチャー、環境・エネルギー、ナノテクノロジー・材料、情報通信・データ、その他
補足事項:
・環境・エネルギー、ナノテクノロジー・材料、情報通信・データ、その他は特にメンバーの業界に対する見識が深く、豊富な投資実績とLPとの連携による支援体制が存在
・ライフサイエンス・アグリカルチャーについても投資実績あり、医師、創薬ベンチャー出身のEIRメンバー(経営人材候補)含めて支援を実施予定
・その他領域では、投資実績とメンバーの見識から量子コンピュータ・半導体業界、航空・宇宙に対する支援を希望
申込ページ:https://e-ve.event-form.jp/event/90407/jX4g16
⑪ スパークル株式会社
東北地方で唯一、投資活動を行う独立系ベンチャーキャピタルです。 東北をはじめとした地域の起業家様を主な対象に初期(プレシード・シード)の会社様・起業家様に対して投資を行っております。昨年9月には新しいファンドも組成し、既に13社に投資決定・実行しております。東北大学や他大学への投資実績も数件ございます。東北13年ぶりの上場である雨風太陽社は弊社の投資先でございました。よろしくお願いいたします。
支援可能領域:ライフサイエンス、アグリカルチャー、環境・エネルギー、ナノテクノロジー・材料、情報通信・データ、人文・社会科学、その他
補足事項:東北大学スタートアップとして、輝翠TECH(アグリカルチャー)、Adansons(通信情報)、ElevationSpace(宇宙)、AZUL Energy(環境)に最初期に投資実績あり。
申込ページ:https://e-ve.event-form.jp/event/90406/jX4g16
⑫ インキュベイトファンド株式会社
創業2010年で運用総額1,480億円(2024年10月現在)の独立系ベンチャーキャピタルです。大学技術の社会実装に向けて会社化・事業推進・経営支援に対して強みを持ち、投資先はispace(東北大)、Pixie dust technologies(筑波大)、アークエッジスペース(東京大)等に対して全て創業期より投資・経営支援をしています。最新ファンドでは脱炭素・国家安全保障・AI等を中心に、日本に必要な技術の事業化にフォーカスしています。
支援可能領域:アグリカルチャー、環境・エネルギー、ナノテクノロジー・材料、情報通信・データ、人文・社会科学、その他
申込ページ:https://e-ve.event-form.jp/event/90365/jX4g16
⑬ 七十七キャピタル株式会社
弊社は、宮城県・東北地方の経済・産業にインパクトを与えることが期待されるスタートアップ・ベンチャー企業に投資を行っています。投資後も銀行グループのネットワーク、ソリューションを活用していくことで、ビジネスマッチング、デッドファイナンスなど事業拡大フェーズにおけるスタートアップ・ベンチャー企業をお手伝いします。
支援可能領域:アグリカルチャー、環境・エネルギー、ナノテクノロジー・材料、情報通信・データ、人文・社会科学、その他
補足事項:その他の領域は、ロボティクス等上記に該当しない領域
申込ページ:https://e-ve.event-form.jp/event/90415/jX4g16
⑭ 東北大学ベンチャーパートナーズ株式会社
わたくしたちは、2015年2月、東北大学ならびに東北圏域国立大学の研究成果を事業化することを目的として、国立大学法人東北大学の100%出資で設立された、ファンド運営会社です。
大学発スタートアップの設立・投資を通じて、新産業の創出ならびに東北圏域の産業振興への貢献を、目指しています。
東北圏域国立大学の研究者の皆様方との連携実現に、しっかりと取り組んでまいります、よろしくお願いいたします。
支援可能領域:ライフサイエンス、アグリカルチャー、環境・エネルギー、ナノテクノロジー・材料、情報通信・データ、その他
申込ページ:https://e-ve.event-form.jp/event/90416/jX4g16
4. 【開催予告】マッチングイベント(対面)@仙台
以下の日程にて、対面によるマッチングイベントの実施を予定しております。
日時:11月30日(土) 15:00-19:00(予定)
場所:アーバンネット仙台中央ビル
※時間は変更の可能性があります。
※詳細及び応募ページは後日公開いたします。
(注1)参画校(令和6年10月時点)
東北大学、弘前大学、岩手大学、秋田大学、山形大学、福島大学、新潟大学、長岡技術科学大学、宮城大学、会津大学、東北芸術工科大学、秋田県立大学、岩手県立大学、東北学院大学、福島県立医科大学、八戸工業高等専門学校、秋田工業高等専門学校、一関工業高等専門学校、鶴岡工業高等専門学校、仙台高等専門学校、長岡工業高等専門学校、福島工業高等専門学校
【お問い合わせ】
みちのくGAPファンド運営事務局(東北大学ナレッジキャスト株式会社内)
https://forms.gle/EBCi4Xe5vii9S9yX7