2024年7月8日(月)に「MASP Kickoff2024」をNTTアーバンネット仙台中央ビル４Fカンファレンスで開催いたしました。
本イベントでは、MASPに参画する22の大学・高専のほか、自治体やスタートアップ支援機関、企業の協力機関、今年度のGAPファンド採択者が集まり、多様なディープテックスタートアップの創出に向けた連携・支援の在り方について共有するため、当日会場には143名、オンライン102名の方にご参加いただきました。

東北大学総長 冨永悌二より開会のご挨拶をした後、文部科学省 科学技術・学術政策局 産業連携・地域支援課長 池田一郎 様、東北経済産業局長 佐竹佳典 様よりご挨拶を頂戴いたしました。続いて、東北大学理事 遠山毅より「MASPの活動と今後の取組」と題し、MASP：みちのくアカデミア発スタートアップ共創プラットフォームの活動について紹介いたしました。

みちのくGAPファンド過去採択者であり、2022年に起業された株式会社東北医工様のインタビュー動画をご紹介いたしました。

基調講演では元 Anacor Pharmaceuticals（アメリカ・パロアルト）,Research Leader　赤間 勉 様より「米国の創薬スタートアップケーススタディ」と題しご登壇いただきました。ご自身の経験からスタートアップの成功のために重要と考えることなどご講演いただき、会場内では熱心にメモをとる参加者の姿も見られました。

続いて、仙台市経済局スタートアップ支援課長 酒井 宏二 様より「仙台・東北から世界を変えるスタートアップの輩出を目指して」と題し仙台市のスタートアップ支援の取組みを紹介いただきました。

パネルディスカッションでは、「みちのくから世界へ：VCからみたディープテックの起業とこれから起業を目指す方へのメッセージ」をテーマに、

・グロービス・キャピタル・パートナーズ株式会社　　野本 遼平 様
・東北大学ベンチャーパートナーズ株式会社　　　　 長浜 勉 様
・Beyond Next Ventures 株式会社　　　　　　　　 　 蔭山 裕行 様
・株式会社みらい創造機構　　　　　　　　　　　　 南 百合子 様

モデレーターとして東北大学スタートアップ事業化センター 石倉 慎也が登壇し、VCとの付き合い方や大学発スタートアップのチーム作りなど活発な意見が飛び交いました。

最後に東北大学副学長であり、MASPプログラム代表者である 湯上 浩雄より閉会の挨拶を行いました。

当日は、多くのスタートアップの関係者の皆さまからご参加いただき、無事盛会のうちに終了いたしました。今後も、プラットフォーム参加大学が一丸となり、課題先進地東北から国内外の課題解決に資するスタートアップの創出を加速させ、スタートアップ・エコシステムの形成を強力に推進してまいります。